英語発音トレーニング体験記1-2
1 体験レポ-ト留学前
わざわざ房総の田舎(ゴジラが上陸したところの近く)にまで行ったことを無駄にしないために,自分自身反省しながら忘れ無いうちに体験レポ-トを書きましょう。
Udaさんの住んでいる所は,本当に田舎です。雑踏の東京駅から2時間もかからずにあんな田舎に行けるなんて夢のようです。私の住んでいる所の “冬の日本海”は鉛色で,見つめていると引き込まれそうでとても暗いのですが,南房総は明るい田舎でした。
房総は季節天候に恵まれ,風薫り,花咲きみだれ,鳥歌い,蝶舞い踊る田舎でとても素晴らしかったです。その上,Udaさんにはもったいない美人の奥さんが作ってくれたお好み焼きを食べていると窓に“ふくろう”が衝突して失神したのであります。
私の住んでいる所には“熊と痴漢に注意”という看板があって私の自慢なのですが,野生の “ふくろう” が,民家に飛んでくるなんて凄い,完全に負ました。このようなパラダイスにお金を払って英語を勉強したいと思う人が何人いるのでしょうか?英語教師は餓死しかねない田舎にUdaさんは住んでいるのです。みなさん “30音でマスタ-する英会話(http://www.uda30.com/)” を買ってあげましょう。
私は,Udaさんホ-ムペ-ジをみて,“30音でマスタ-する英会話”を苦労して,今年の4月7日に手に入れました。そのことを,軽い気持で UdaさんにE-mail を出しのですが,以下のような返事が届いたのであります。
Uda です。あの、ミススペルのようですが・・・Departoment --Department私の E-mail の署名にミススペルがあったのを知らせてくれたのであります。E-mail の署名は一度作成すると差し出し人は見ない仕組みですので,私はボタンをかけ間違えたまま多数の重要な E-mail を出していたのです。私の信用を失うに十分なミスです。ズボンの zipper を開けたままで街を歩くようなものです。この一件だけでも感謝しています。
今年の,7月から私は一年間研修にアメリカに行くのですが,家庭,収入を犠牲にしての一年間です。(家庭は昔から犠牲にしていました。ごめんなさい。)
ある留学経験ある先輩の話によると
先輩:最初,英語は聞き取れないが,3ヵ月で慣れる。
私: 3ヵ月で判るようになるのですか?
先輩:3ヵ月で判らないことに慣れる。
別の留学経験のある先輩の話 (native に近い英語力あり。)
先輩: 仕事の実力で,アメリカの若蔵に負ける訳がない。
私:でも“バカ”にされるという話ですが,
先輩: その時,問題になるのは英語力だね。
カタカナ発音は,ひょっとすると“ボタンの掛け違い”,“前の zipper の開いたズボン”のようなもの かも!
それなら留学前に少しでも直しておきたい。 留学中に,私も噂に聞く“突如,英語が聞き取れる”という体験をしたい。
HPを読んでいる内に,Udaさんの発音トレ-ニングを無性に受けたいと思うようになってE-mailを出したら,事情を考慮してくれトレ-ニングをしてくれるとのこと。しかしこれは私にとって,大変な賭けです。
今,私は英語に夢中ですが,つい数ヵ月前はダイエットに凝っていたのです。
How to モノcollector の私は多数の本を買って読みました。どの本にも朝食を取れと書いてあります。20年以上私は朝食無しの生活をしていたのですが,努力して朝御飯を食べ続けていたら,朝,お腹がすくようになり,毎朝苦痛でなく食事を取ることが出来るようになりました。。でも肥りました。!!
ダイエットと言えば体験レポ-トの山です。体験レポートほど胡散臭いものはないじゃないですか?仕事が山のようにたまっている時,連休の2日を潰して,高い交通費を払ってもとがとれるのでしょうか?
私は胡散臭く“ない”レ-ポトを書きたい,冷静にUda さんのtraining と“30音でマスタ-する英会話”を分析したいと思います。
体験レポ-トを書くにあたって,再度過去のほかの人の体験レ-ポトを読んでみて,あらためて同じことを皆, 指摘されていることに気づきます。
子音のスピードが遅い。勢いを最後まで持続できないので、語末の子音が消えてしまう。"The" が強く、"The" と "king" の間が長いため、"The" が S で"king"が V であるかのように聞こえる。そのため、最後まで聞かないとわからない英語になっている。単語の語尾を発音すること。F, G => 息のスピードをもっと早く。R => 音の終わりにむけて息を強くしていく。スピードをあげて。前置詞などの機能語はストレスを置いて発音しないことは分かっているはずでも、実際強く発音していること。“30音でマスタ-する英会話”にすでに書かれいることをみなさん注意されている訳です。読んだ”ということと,読んだことを,理解し,受け入れ,自分の身に付け“出来る”ということとは別問題であることを痛感しました。
上記以外では,“難しい”“出来ない”はトレーニング中禁句でした。両手の人指し指を使って,唇を左右から,押したり(R),引いたりして発音のコツをつかむこと。聞いた音を “カタカナ発音” に変換していると流れについていけななること。(私の場合カタカナに変換出来る音はましなほうで,それ以外は全部雑音)とにかく,聞いた音をそのまま受ける入れる耳を作ること。R を発音をする時の唇をつきだした口の形をビデオの美人の例で,教えてくれたこと。(美人の好みはいっしょでした。)咽の響きが,発音に低音を加えること。鼻腔の響きが発音に“英語独特のsoftな感じ”をつけくわえること。アイマイ母音の存在を聴覚上も知った。“ノド”と“鼻腔”の響きを理解した。
私が,体験レポートを書くにあたっての dilemma はUdaさんのトレ-ニングを絶賛すればするほど“30音でマスタ-する英会話”の限界を指摘することになるということです。
私はトレ-ニングの最中に“30音でマスタ-する英会話”でどのくらい出来るようになるとお考えですか?と聞いたのですが,70%ということでした。この70%をさらに高めるために現在,ビデオ作成中とのことでした。もちろん,普通の人で70%ということでしょう。
人によっては,“30音でマスタ-する英会話”だけで100%になる人もいるでしょうし,30% の人もいるでしょう。ほかの英語教材にも良いものが沢山あります。“30音でマスタ-する英会話”を買う読者はほかにも“英語をモノ”にするための方法,努力を多数しているに違いありません。実際,Udaさん自身は“30音でマスタ-する英会話”なしで,現在の“Udaさん”のレベルに達しているじゃないですか!
Udaさんが,努力をして,時間をかけて到達した所へ,最短距離で導こうというのが“30音でマスタ-する英会話”であると私は考えます。
直接 Training の merits
Motivationが非常に高くなること
時間とお金(交通費その他)のもとをとらねば思う。 “30音でマスタ-する英会話”の著者に直接会う。# 本にサインをして貰ってくるのを忘れました。出来の悪い生徒に,丁寧に根気よくつきあってくれたUda さんの誠意に答えたいと思 う。
本,ホ-ムペ-ジで判らないことを直接聞ける。
発音能力を診断してくれる。
その上,直しかたを教えてくれる。このことの連続です。“30音でマスタ-する英会話”は素晴らしい本ですが,自分の発音が正しいか間違っているかわからない。自分の上達を確認出来ない。これが最大の欠点です。発音のテ-プ診断は可能ですが,テ-プ診断にあたることをperson-to-personで何十回,何百回とその場で徹底的に鍛えてくれる。英語学習者垂涎の training です。
自分の今の能力が判る。それにより,“30音でマスタ-する英会話”のどこに集中してトレ-ニングをすれば良いかが明らかになる。
私の場合,個々の発音は単独なら発音出来る→大変,自信がつきました。しかし,無意識には出来ない。単語,文章の中では,正しく発音出来ない。連続した子音を発音出来ない。イントネ-ションをつかめない。イントネ-ションを意識すると個々の発音がダメになる→大変,自信を失い,身の程をしりました。
#イントネ-ションをつかめない理由は,音感が悪いことプラスカタカナ発音ですから,声に出して英語をしゃべる練習を怠っていたためと思われます。このため前置詞,冠詞を,軽く早く,発音出来ない。
結 論
今回の体験を有益にするかどうかは,今後の私の継続した精進に依存する。
ご参考:30音でマスターする英会話 http://www.uda30.com/
2 体験レポ-ト帰国直後
Udaさんの3冊目の本の“タイトル賞”に当選し、直接トレーニングを受けました。私は昨年米国留学直前の5月の連休に一度、直接トレーニングを受けており、今回は帰国直後の2度目です。ですから留学でどれほど英語が上達したかを知ることが一つの目的でしたし、Udaさんの立場からもこれは一つの実験であり、興味深かったと想像しています。
米国留学での最初のつまづきは米国での親分に机をくれと頼んだ時、“Desk”が通じなかったことです。そして次のつまづきは机を貰えなかったことでした。それから後も、艱難辛苦の連続でした。
暫くは少々ノイローゼ状態であったと思います。辛いときはいつもUdaさんの“私の留学体験記”の中の次の一節を思い浮かべました。
“正常な精神では「やってられない」ので、とにかく気合いを入れる。他に選択の余地はない。この、あっさりと追いつめられてしまう境地が日本ではなかなか味わえないものです。”
自分はUdaさんのように“覚悟”が出来ているだろうか?と何度も自問しました。それで“諦めない勇気”をなんとか奮いたたのしたでありました。
日本にいる時は意志薄弱人間の私でありましたが、孤立無援の米国では数倍意志を強く持つことが出来たと思います。
Udaさんの“私のアメリカ体験記”が勇気を与えてくれるもう一つの理由はUdaさんが最初から英語の達人でないことです。努力して発音で出来るようになった方であり、その過程が記されている所が私に希望を与えてくれました。
さてUdaさんの“私の留学体験記”の中に“暮らし始めて痛感したのですが、アメリカにいるからといって、自動的に英語が上手くなるなんてことはありません。”と書かれていますが、“毎日、発音訓練をしていれば、アメリカにいると自動的に英語は上手くなる”というのが私の現在の“確信”です。
何故ならテレビもラジオも新聞も日常会話も全て英語ですから、上手くならない訳はありません。発音を訓練するとhearingの質が格段に向上します。
また“毎日、発音の練習をする”ということは絶対に“英語が上手くなってやる”という morale を持続させているということでもあります。私が最も怖れたことは“英語の shower を雑音にしてしまう”ことと“英語が判らないことに慣れる”ことでした。
下手な英語で私の専門領域の勉強するのには13ヶ月はとても短かったのですが、それなり成果を上げて帰国出来ました。留学期間中を通して、英語に勉強に関して、Udaさんから、度々、adviceを受けることが出来ました。そのことも大変、助かりましたが、遠く離れていても、Udaさんも私を応変してくているという“事実”がなによりも嬉しかったです。ですから生涯、私は房総の田舎には足を向けて寝れないと思っています。
私は元を十分に取ったので、今回の直接Trainingは、ずうずうしくも、高校2年の双子の息子を無理やり連れて行きました。息子二人が“英語革命”のguitarのあとの repeat をとても楽しそうにやっていました。それに彼らも自分たちの“英語革命”の本にUdaさんのサインを貰って喜んでいました。きっとトレーニングが楽しかったのでしょう。
“英語革命”はbestseller間違いなしです。
私の勘はとても当たるのです。これで子供たちが英語を少しでも好きになれば、大収穫です。
今回、私個人の収穫は“曖昧母音”と“intonation”へのさらなる理解でした。最終的にUdaさんが要求する speed に対応するためには、“英語を英語の次元で理解すること”“概念を英語の次元で表現出来る”必要があるようです。
これはもう native の世界です。現実との gap を埋めて intonation の訓練するためには guitar の melody を聴いて humming で shadowing する方法は大変優れた方法です。これからは、私は子供たちと一緒にUda式で英語を楽しみたいと思います。
帰国直前に、散髪屋さんの Martha, 英語発音を教えてくれていたDuane, 職場秘書のMiryanaから、帰国後はどうやって英語の勉強を続けるつもりなのか?」と同じ質問を続けてされたので、「自分は英語がこの一年でどの程度上手くなったのかな?」と思いました。
さてUdaさんの評価は、房総の田舎の無人駅で、見送りのUdaさんから、私に唐突にも「留学前は本当にひどかったですからね・・・・」「ところで留学はどうでしたか?」との“掟破り”の質問がありました。
様々な“文化の違い”を体験したこと、“喜び、怒り、悲しみ、楽しみ”の人の持つ感情が米国人も同じであることを体験したこと。米国の人々の善意に直接ふれたこと。米国をある程度理解し、日本を再認識したこと。自分自信を内省する機会を得たこと等、この一年は私の人生の宝ものです。
確かに、言語は単なる“道具”ではありませし、それ自体を目的に学習する価値もあります。しかし、英語はcomminucation のための “道具”であることも確かです。留学直前に“Uda式”という強力itemを房総の田舎でgetしてから米国に旅だったのは大正解でした。