Ryuji's room / 放射線科専門医 佐志隆士

症例06 -肩関節MRI予想外所見partⅡ-

60代 女性
長頭腱の炎症 6ヵ月以上
棘下筋損傷、棘上筋損傷手術をする。

問診票より

鶏の解体作業、パンツの上げ下げにも困る

MRI所見

非造影MRIで関節側の部分断裂を描出するのは難しい。
肩甲下筋の損傷は想定外の所見としては多い。
軸位断,斜位矢状断で描出される。
腱、筋損傷(肉離れ)の描出には脂肪抑制T2WIが優れている。

診断

肩甲下筋腱, 棘上・下筋腱関節側部分断裂

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